三笘薫と「毎日LINEしている」と明かした田中碧、スウェーデン戦へ「5枚の相手にはミドルを振っていくのが大事」
グループリーグ第2戦のチュニジア戦(○4-0)にダブルボランチの一角としてフル出場し、4-0大勝の中で強烈な存在感を放った日本代表MF田中碧(リーズ)が25日のスウェーデン戦に向け、大いに意気込んだ。 シュートへの意欲について聞かれ、「まずはチームが勝つため。あとは5枚の相手なので自分がミドルを振っていくというのはすごく大事だと思う」と力強く語った。チュニジア戦では中盤の底で90分間に

グループリーグ第2戦のチュニジア戦(○4-0)にダブルボランチの一角としてフル出場し、4-0大勝の中で強烈な存在感を放った日本代表MF田中碧(リーズ)が25日のスウェーデン戦に向け、大いに意気込んだ。
シュートへの意欲について聞かれ、「まずはチームが勝つため。あとは5枚の相手なので自分がミドルを振っていくというのはすごく大事だと思う」と力強く語った。チュニジア戦では中盤の底で90分間にわたって高い守備強度を維持し続け、その働きは欧州メディアからも高く評価された。英国BBCによる採点では、2得点を挙げたFW上田綺世や先制点のMF鎌田大地を上回り、日本最高評価を獲得。まさに攻守の土台としてチームを支えた。
初戦のオランダ戦には鎌田とMF佐野海舟がダブルボランチで先発したが、田中は今大会初先発となったチュニジア戦で持ち味を存分に発揮。プレーするプレミアリーグでの経験を糧に成長を続ける27歳は、「日頃からそういうところでやっているのもありますし、それが自分の成長につながっているのかなと思う」と手応えを口にした。
もっとも本人は満足していない。「とはいえ、まだ1試合ですし、もっといいパフォーマンスをしていかなければいけない」と語り、「まだまだ成長できるところかなと思う」とさらなる高みを見据えた。
迎えるグループリーグ最終戦のスウェーデン戦でも、田中が先発に名を連ねる可能性は十分にある。相手はFWアレクサンデル・イサク(リバプール)、FWビクトル・ギェケレシュ(アーセナル)という強力な2トップを擁し、5バックをベースに堅守速攻を狙うチームだ。田中も「世界的にも優秀なストライカーが2トップにいる」と警戒を強め、「最初に止められなかったとしても、遅らせたり、そういうのがキーになる。ゲームコントロールの部分がすごく重要」と勝負のポイントを挙げる。
一方で、自身の得点にも期待がかかる。カタールW杯のグループリーグ最終戦・スペイン戦では、後半8分に“三笘の1ミリ”から2-1とする決勝ゴールを決め、日本を歴史的勝利へ導いた。そのMF三笘薫が背負っていた7番を受け継いで戦っている今大会。チュニジア戦でも好位置でパスを受けて右足を振り抜いたが、シュートは枠を捉えられず、スウェーデン戦ではより積極的に得点を狙いたいとの思いは強い。
「5枚の相手なので、自分が2列目からミドルを振っていくのはすごく大事だと思う。前回(チュニジア戦で)外していますし、少なくとも枠内に行けば基本的にはチャンスになる」。そう語る田中は三笘と「基本ずっと毎日LINEしている」とも明かした。背番号7への思いを多く語ることはないが、その覚悟はピッチ上のプレーが物語っている。
グループリーグ突破を勝利で決め、決勝トーナメントへ勢いをつけていくことも重要なタスク。チュニジア戦で攻守両面で存在感を示した田中が、今度はゴールという形でもチームを勝利へ導こうとしている。
(取材・文 矢内由美子)
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